帆船ＳＵＣＣＥＳ（サクセス）号
現役100年、海洋王国オランダの誇りで、クルーズの旅を・・・
＜SUCCES号 クルーズの魅力＞
１．1909年建造の帆船、1998年再進水。
２．オランダは運河の国、干拓の国、海洋国家。だから運河、干拓湖、海（注）を
クルーズ。北海運河、北オランダ運河、アイセル湖、マルケン湖、ワッデン海（北海）
３．大型リバー客船では入れないユニークなコース
→運河でアルクマールへチーズ市、風車の村、チューリップ畑に乗りつけ
４．水門、跳ね橋。運河から見る景色は、実にユニーク。
５．定員２４名、グループにうってつけのサイズ。
帆船サスセス号｜取扱いコース
サスセス号 フォトギャラリー
オランダ帆船の特徴は、リーボードという両舷側に取り付けられた巨大おしゃもじ形の板。帆走中は海に下ろし、横流れを防ぎます。この板があるため船底を平らにでき、干満の差が大きい干潟での荷揚げでも船が横倒しになりません。普段はオランダ人やドイツ人を乗せオランダ北部の遠浅の海にピクニッククルーズへ行き、この船底で砂浜に座ります。
SUCCES号は、このタイプの船としては大型のため、同じサイズ（７㎡）の客室が１２室あります。
狭いながらもシンプルで清潔なキャビンには、上下２段のツインベッド、トイレ付きシャワールームと洗面台が装備されています。
パブリックスペースは、デッキハウス（ラウンジ）とサロン（ダイニングルーム）、また甲板後部のコクピット（操舵席）の周囲には大勢が座れます
オーナーのヴァンリンゲン氏はオランダ生まれ。航海士として貨物船に乗務していました。
たまたま神戸に入港中に阪神大震災に遭遇、船長判断で数日間救助活動中の警察や消防に食堂を開放しました。
上：帆走のサクセス号
下：繋留中サクセス号。中央にしゃもじ型のリーボードが見える。
1912年のサクセス号（Dependent号）
データ
・２本マスト・クリッパー型帆船
・全長４０m、全幅6.8m、喫水1.35m
・セイル面積：420㎡、エンジン：Volvo 240HP
・乗客定員：２４名
・１２キャビン（６㎡、下２段ツインベッド、シャワー/トイレ付）
・装備： ラウンジ/バー、ダイニング、コクピット席
・建造 1909年、改装1998年
船内の様子
１００年もの歴史を持つサクセス号ですが、内装・装備は近代的です。
機能的で、コンパクトな室内ですが、ゆっくりくつろげる空間となっています。
